「TANG タング」感想

本日は映画「TANG タング」を鑑賞しました。
ぶっちゃけ「出演者で釣るタイプのよくある邦画だろうなあ」って感じで期待値低めだったんですが、そのお陰もあってか普通に楽しめる出来でした。
タングの一つ一つの仕草や発言がすごく愛らしくて癒やされますね。
本当に人間の子供の成長を見守っているような感覚になります。
ストーリー自体は割と王道な感じだったと思いますが、手術にトラウマを抱えた主人公が壊れたタングの修理に成功することで吹っ切れる流れはよく出来てるなあと思いました。
ロボットが日常に溶け込む世界観も結構好きです。
ガチのSFじゃなくて、現代的な風景に発達した技術が組み込まれてる感じ。
マイナスポイントとしては、深圳でタングが攫われた時のシーンにツッコミどころが多すぎるところですかね…。
かまいたち演じる893もどきがあまりにも無能過ぎる。
しかもノリが本当にいつものかまいたちって感じなので、緊張感を出すべきシーンのはずなのにリアリティがなさすぎて緊張感を感じないんですよ。
まあわざと誤認させていただけで実際は893ではなかったんですが、それでもこれは完全に配役ミスじゃないかな…原作はどうだか知りませんが…。
他の配役は悪くなかったと思うんですが、これのせいで結局「出演者で釣ってるいつもの邦画」レベルまで作品の質を下げてしまっているんですよね…。
それなりにいい作品だと思ったのにここだけはすごく残念。
まあ邦画だからねしょうがないね。
でも全体としてはいい作品なので気になる方は見に行ってみてください。
映画レビューは随分と久しぶりになっちゃいましたね。
実は前回のレビューの後も4本ぐらい鑑賞したんですがあんまり乗り気にならなくて書いてませんでした。
すごく面白かったんですけどね、ソーは特に良かった。
年末に今年鑑賞した全映画一言レビューでもやろうかな。
まあ忙しかったり乗り気にならなかったりしたらやらないのでこのことは忘れてください。
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