「モービウス(字幕版)」感想

本日は「モービウス(字幕版)」を鑑賞してきました。
評価としては普通に面白いけどモヤっとした部分もあるといった印象。
モービウスは自分と親友のマイロの病気を治すためコウモリの血清を自信に投与した結果、血を欲する怪物になってしまったという話なわけですが、2人が病院で出会うシーンがあっさりと終わってしまうのでその後の展開も感情移入しにくいんですよね…。
こういう救いのない話は人間関係の部分をしっかり描いてくれるとより絶望感が増して良いと思ってるので、そこはちょっと残念でした。
でも怪物になって人を殺すことを拒否し続けるモービウスと、怪物になることを受け入れ奔放に生きようとするマイロの対比はすごく良かったです。
親友を長生きさせるために続けてきた研究が結果的には寿命を縮めてしまった、自らの手で殺さざるを得なくなったっていうっていうのが本当に救いようがなくて好きです。
ただ最後は自分にも毒を投与して終わりかと思いきや普通に逃走しちゃったのでそこが謎なんですよね。
まあ死んじゃったら続編作れないのでそれはともかく、生き延びるまでの過程にもう少し説得力が欲しかったなあと。
アクションシーンはスピード感があって良かったと思います。
コウモリの超音波による感知機能がエフェクトを使って表現されているのも面白かったです。
でも最後は暗闇での戦闘だったせいでまあ~見づらい。
ヴィラン且つコウモリの怪物なので今後も暗がりでの戦闘が多いのかなあと考えるとちょっと辛いものがある…。
今作は1本の作品として仕上げたものではなく、後の作品に繋がる始まりの物語って感じなのかなと思いました。
私はMCU新参者なので最後のシーンの意味は全く分からなかったんですが、今後の展開もかなり気になりますし新作が公開されたらまた見に行こうかと思います。
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